リビング

新築の住まいづくりには、いろいろな悩みがつきものです。

そのひとつが「リビングとダイニングの間取りと仕切りの関係」と言われています。

「開放感を持たせたい」「ゆったりとできるリビングにしたい」など、希望によってもリビングとダイニングの仕切り方も変化します。

今回は、自分たちの希望を最大限に活かす!「リビングとダイニングの上手な仕切り方」にクローズアップしてみましょう。

あなたの住まいづくりに、ぜひお役立てください。

 

コラムのポイント
  • 現在はリビングやダイニングなどの区別のないLDKスタイルが主流です。LDKをひとつの空間にすることのメリットやデメリットを知ることができます。
  • リビングとダイニングを上手に仕切るアイデアをご紹介します。どのような仕切り方が自分たちの住まいに合うのか、しっかりとシミュレーションしてみましょう。

 

 

 

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リビングとダイニングがつながった空間~メリット・デメリット~

吹き抜けリビング

憧れのマイホームを検討していく中で、「新しい家では広々としたリビングが欲しい!」と希望している方は多いのではないでしょうか。

確かに大きくて開放感のあるリビングは、とても魅力的です。

ですが魅力的に感じる空間にも、メリットとデメリットが必ず存在しています。

メリットやデメリットを知り、本当に自分たちの暮らしに合うのかを確認してみましょう。

 

メリット①:空間を開放的に、広々使える


リビングとダイニングがつながった空間の1番の魅力は、「空間に開放感をあたえ、広々と使える」部分でしょう。

視覚面からも空間の広さを感じることができ、一面が見渡せる。

活用法の幅が広がるなど、アイデアや工夫によっても違いが現れます。

間取りや窓の配置により、明るい日差しのたくさん入るリビング。

自然の風が通り抜けるリビングなど、快適性をアップさせることもできます。

 

メリット②:視界が広がることで、子育てをサポート


走り回る子ども

お子様が小さいうちは、何かと目が離せない場面も多いものです。

ダイニングやキッチンからリビングを見渡せることで、どこにいても目が行き届き、安心感をあたえてくれます。

またリビングとダイニングキッチンがひとつの空間になることで、孤独感を感じやすい家事の時間帯も「コミュニケーションを取りながらできる」部分も魅力のひとつです。

心の負担も軽くしてくれる効果も期待できます。

 

デメリット①:同じ空間になることで、冷暖房が効きにくくなる場面も


空間が大きくなることで、冷暖房などの設備が効きにくく感じる場面はあるでしょう。

リビング・ダイニング・キッチンをどう配置するのかにより、どのように空気が流れるのかなど、プランの中に取り入れることも改善方法のひとつです。

また効きにくくなることを頭の中に入れた上で、断熱性や気密性の高い住まいづくりを視野に入れておくことも大切です。

 

デメリット②:キッチンでのにおいが空間に広がってしまう


ひとつの広い空間を作ることで、各部屋から発生するにおいなどが広がってしまう傾向があります。

特にキッチンは、

○ お料理の香りやにおいがいつまでもリビングに残る。

○ ゴミなどのにおいが他の空間に広がる可能性がある。

などのケースも考えられます。

特にキッチンのゴミ問題は、住み始めてから「こんなはずではなかったのに・・・」とお悩みにあがるケースも少なくありません。

憧れや希望はもちろん大切ですが、「これからの生活を送る上で必要なこと」をしっかりと見極めることも後悔のない住まいづくりにつながります。

 

 

 

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リビングとダイニングの仕切りアイデア

リビングとダイニングがつながった空間にすることで、メリットやデメリットがあります。

仕切りを上手に活用することで、住まいの快適性を高めることが可能です。

仕切りは、住まいを建築後にももちろん設置はできますが、使いやすい空間にするためには「新築時」に取り入れることが1番です。

まずはどんな仕切り方があるのか詳しくご紹介します。

 

① フロアに段差を付けて仕切る


ダウンリビング

 

 

例えば上のお住まいのように、リビングとダイニングのフロアに段差を付けることで「自然な雰囲気で空間を仕切る」ことができます。

視覚的な仕切りがない分、リビングダイニングの広がりは変わらず感じられます。

リビング部分をひとつ下げるスタイルは、「ダウンフロア(サンクンリビング)」と呼ばれています。

一般的な住宅だとフラットな床面ですが、ダウンフロアにすることで空間の縦方向に変化が生まれ、「遊び心のある空間」に仕上げることも可能です。

また敷地で傾斜があるなどの場合、段差をうまく活用することもできます。

 

一方段差ができることで、

などのデメリットがあることは、頭の中に入れておきましょう。

 

小上がりのあるリビング

 

 

また逆に1段高さを加えることで、家族が気軽に腰掛けられるスポットに。

下は収納として活用するなど、いろいろな使い方ができるようになります。

収納の他にお掃除ロボットが入るスペースを作れば、いつでも気軽にお掃除できますね。

 

②フロアの材質を切り替えて仕切る


ダイニングから見たリビング

 

 

二世帯住宅やバリアフリー面を高めたいご家庭では、上のお住まいのように「フロアの材質を変える」だけでもしきりとして活用することができます。

例えばリビングは、直接触れてもさわり心地の良い温もりのある無垢材を。

そして汚れやすいダイニングやキッチンでは、汚れの付きにくい・落としやすい床材をセレクトすることができます。

リビングとダイニングそれぞれの用途に合わせた床材をセレクトし、デザイン性を高めつつ利用できる部分は大きなメリットです。

 

④パーテーションで空間ごとを仕切る


このパーテーションの場合、新築時に全てを仕切るパターンと一部だけに置き空間を仕切るパターンを選ぶことができます。

パーテーションYKK AP

出典:YKK AP

新築時に設置する場合、折りたたみ空間の広がりを感じさせるスタイルから、スライドして開閉するスタイルなどいろいろ選ぶことができます。

今はいろいろなデザインがありますので、リビングの雰囲気に合わせセレクトしましょう。

 

スタディースペース

 

 

また移動できるパーテーションであれば、通常はリビングとダイニングを仕切りつつも、子どもたちが勉強する際にはリビングのスタディースペースへ移動するなど、「使い勝手を変更できる」部分は大きな魅力です。

などの方には、おすすめの方法です。

住まいのデザインに合わせたパーテーションを見つけて、おしゃれに仕上げていきましょう。

 

⑤壁でしっかりと空間を仕切る


リビングから見るキッチン

 

 

パーテーションなどの簡易的な方法ではなく、しっかりとした壁で仕切ることも方法のひとつです。

扉を付けることもひとつの方法ですが、上のお住まいのように空間をつなぐスペースを保つことで「つながりの良さ」を保つこともできます。

 

③高さのある家具やインテリアで仕切る


リビング

 

リビングを仕切る

 

 

リビングとダイニングの間に家具やインテリアを設置することで、デザイン性を高めつつ空間を仕切ることができます。

こちらのお住まいでは、LDKと他のスペースとの区切りに活用しています。

リビング側からは裏に収納スペースがあるとは思わせません。

ダイニングキッチン側に配置すれば、キッチンに不足がちになる収納スペースとしても活用できますね。

など、ちょっとした工夫でも空間の仕切り効果が期待できます。

 

家族構成やライフスタイルにより、住まいにあった仕切り方をチョイスしていきましょう。

 

 

 

 

まとめ:仕切りを作る上で、気をつけたいポイントとは

LDKのように空間をつなげることで感じられる効果もあれば、上手に仕切りを活用することで、

○ エアコンの効きが良くなる。

○ 空間にメリハリをもたらす。

○ 急なお客様への目隠しでの活用。

などの良さを感じることができます。

その中でも注意しておきたいポイントは、仕切りを作ることで「動線を邪魔しない」ことです。

いくら上のような効果が期待できても、日々の生活の中で動きにくければ効果は半減してしまいます。

 

アクティエでは、お客様のどんな小さな声にも耳を傾けています。

「こんな暮らしに憧れている」「こんな形がいいなぁ」など、大まかなイメージでも大丈夫です。

お客様ご家族のこだわりやライフスタイルに寄り添って、満足な住まいを実現させるお手伝いをしています。

ぜひあなたの声を、聞かせてください。

憧れのマイホーム実現のために、一緒に理想の住まいづくりを目指してみませんか。

 


 

愛知県で、ご家族の暮らしにマッチするおしゃれで快適な新築を建てるなら、私たちアクティエにお気軽にご相談ください。

自由な発想と便利な機能を活かして、お客様ご家族が納得・満足のいく彩りある住まいをデザインしております。

 

 

愛知県内の大府・長久手・岡崎には、デザイナー渾身の自社モデルハウスもご用意しています。

住まいづくりの第一歩として、ぜひお気軽にご活用ください。

 

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