「都内で注文住宅を建てるとやっぱり高いのかな?安く建てたいけど、デザインと性能にはこだわりたい」とお考えの方へ。
都内でマイホームを建てるのに、どれくらい費用がかかるのか確認したい方も多いと思います。
今回は、東京の費用相場や安く建てる方法、失敗・後悔を防ぐ対策などを解説しています。
23区の平均土地価格もランキングで紹介しているので、都内に注文住宅を建てたい方は参考にしてみてください。
- 都内で注文住宅を建てる際に知っておきたい基本知識を押さえておきましょう。
- 東京都内の注文住宅の費用相場を紹介します。
- 都内で満足いく注文住宅を安く建てる方法を解説します。
Contents
施工事例
都内で注文住宅を建てる│知っておきたい基本知識
都内で理想のマイホームを建てるために、まずは注文住宅の基本知識を押さえておきましょう。
注文住宅と建売住宅の違い、東京で注文住宅を建てる人が増えている理由などを解説します。
注文住宅とは?建売住宅との違いも確認
注文住宅とは、ハウスメーカーと相談しながら間取りやデザイン、設備などを自由に決められるオーダーメイドの住宅です。
すでに完成している、または設計が決まっている建売住宅とは家づくりの自由度が大きく異なります。
比較項目 | 注文住宅 | 建売住宅 |
---|---|---|
自由度 | 間取り・デザイン・設備などすべて自由に決められる | 基本的に変更できない |
土地 | 自分で探す(建築会社に依頼も可能) | 土地と建物セットで販売 |
費用 | こだわりに応じて変動しやすい | 変動は少ない |
入居時期の目安 | 8ヶ月~1年半程度 | 3ヶ月~半年程度 |
ライフスタイルやこだわりを反映させたい方は、注文住宅が適しています。
予算や入居希望時期なども考慮して、どちらが合っているかご家族と話し合ってみてください。
東京で注文住宅を建てる人が増えている理由
内閣官房が調査したデータによると、以下の理由が考えられます。
・就職先の選択肢の豊富さ:13.6%
・生活利便性、生活環境、安心・安全の良さ:7.4%
・待遇の良い、または、知名度の高い就職先の存在:6.1%
・やりがいがある、または、技能、資格、専門性を活かせる就職先の存在:5.9%
・ビジネスのチャンスをつかめる環境(例:起業、フリーランス、芸術・文化関係):5.1%
参考:内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局|東京圏、地方での暮らしや移住及び地方への関心に関する意識調査 P16
魅力的な就職先やビジネスチャンスの拡大、生活の利便性などが評価され、東京で注文住宅を建てる人が増えていると想像できます。
都内での家づくりが「難しい」と言われる理由
都内での家づくりが難しいと言われる主な理由は「土地の価格が高い」「条件の良い土地は早めに成約する」の2つです。
東京の地価は全国的に見ても高水準であり、好条件の土地は競争率が高くすぐに売れる傾向にあります。
また、東京の土地は容積率や高さなどに制限もあり、都心部特有の規制が多い点も家づくりを難しくしています。
これらの課題を解決するには、都内の土地事情や建築規制を熟知しており、狭小地や変形敷地などでも対応できるハウスメーカーを選ぶことが大切です。
actie(アクティエ)は、狭小地や変形敷地にも対応しています。
都内で注文住宅を建てたい方は、actieまでお気軽にご相談ください。
東京都内の注文住宅、費用相場はいくら?
東京都内の注文住宅の費用相場を、建物と土地に分けて紹介します。
建物本体の建築費用相場
「住宅金融支援機構」の調査データによると、建物本体の建築費用相場は3,295.5万円です。
住宅面積の平均が103.3㎡のため、1㎡あたりにすると約31万円(約102万円/坪)です。
参考:住宅金融支援機構|フラット35利用者調査
土地の取得費用相場│23区内での違いも紹介
「令和7年地価公示価格」によると、1㎡あたりの平均土地価格は51.5万円(170.2万円/坪)です。
敷地面積の平均が122㎡のため、土地の取得相場は6,283万円となります。
参考:東京都財務局|令和7年地価公示価格(東京都分)
続いて、23区内の1㎡あたりの平均土地価格をランキングで紹介します。
・1位.千代田区:328.2万円
・2位.港区:257.7万円
・3位.中央区:170.1万円
・4位.渋谷区:165.3万円
・5位.文京区:128.4万円
・6位.台東区:115.2万円
・7位.品川区:108.6万円
・8位.目黒区:123.2万円
・9位.新宿区:102.1万円
・10位.豊島区:81.1万円
・11位.世田谷区:72.4万円
・12位.中野区:71.6万円
・13位.北区:66.4万円
・14位.杉並区:64.8万円
・15位.荒川区:63.3万円
・16位.大田区:59.8万円
・17位.江東区:59.3万円
・18位.墨田区:54万円
・19位.板橋区:50.9万円
・20位.練馬区:45.1万円
・21位.江戸川区:41.3万円
・22位.足立区:37.9万円
・23位.葛飾区:36.8万円
1位の千代田区と23位の葛飾区を比較すると、9倍近い差があります。
このことから、都内は住むエリアによって費用相場が大きく異なることがわかります。
都内注文住宅の総費用の目安を確認
建物と土地を足した総費用は、9,578.5万円です。
予想より高額に感じるかもしれませんが、あくまで平均価格のため参考程度にお考えいただけると幸いです。
注文住宅の費用は、土地選びや床面積の増減で調整できます。
詳細な費用を確認したい方は、actie(アクティエ)までお気軽にご相談ください。
都内で満足いく注文住宅を安く建てる方法7選
ここでは、都内で満足いく注文住宅を安く建てる方法を解説します。
・狭小地や変形地を選ぶ
・費用が安いエリアを選ぶ
・費用対効果の高い建築会社を選ぶ
・優れた間取りを実現する会社を選ぶ
・断熱材などの仕様の優れた会社を選ぶ
・土地と建物セットで相談できる会社を選ぶ
・補助金など住宅取得を支援する制度を活用する
注文住宅の費用を抑えたい方は、参考にしてみてください。
狭小地や変形地を選ぶ
狭小地や変形地は土地価格が割安な傾向にあるため、土地取得費用を抑えられます。
正常でない土地を買うようで抵抗を感じるかもしれませんが、設計力のあるハウスメーカーに依頼すると、土地の個性を活かした快適に暮らせる家を建てられます。
土地費用を抑えた分、家の性能アップやインテリアなどに予算を回せる点もメリットです。
土地の形状にこだわらず柔軟に考えると、土地取得費用を抑えることにつながります。
費用が安いエリアを選ぶ
都内はエリアによって土地価格が大きく異なります。
前述したように、1位の千代田区と23位の葛飾区を比較すると、その差は約9倍です。
都内の敷地面積の平均である122㎡を参考にすると、土地取得費用は以下になります。
・千代田区:40,040.4万円
・葛飾区:4,489.6万円
土地価格は総費用に占める割合が大きいため、住むエリア次第で大幅に費用を削減できます。
ご家族のライフプランや通勤・通学の利便性などを考慮しつつ、予算に合うエリアを探してみてください。
費用対効果の高い建築会社を選ぶ
建築会社を選ぶ際は、提示価格だけでなく費用対効果を重視することが満足度の向上につながります。
単に土地価格が安いという理由だけで選ぶのではなく、性能のグレードや提案力、アフターサポートまで含めて総合的に判断することが大切です。
たとえば、広告費を抑えて適正価格で建築している工務店、特定の工法に特化して効率化を図っている会社などは費用対効果の高い建築会社と言えます。
提示価格だけで判断せず、費用対効果を意識して建築会社を選んでみてください。
優れた間取りを実現する会社を選ぶ
優れた間取りは無駄なスペースをなくせるため、建築コストの削減につながります。
また、生活動線や収納をうまく設計できている家は、床面積以上に広く快適に感じられる住まいになります。
コストを抑えつつ広々とした快適な空間を生むためにも、優れた間取りを実現できる会社を選びましょう。
間取りを確認する際に便利なのが施工事例です。
actie(アクティエ)でも施工事例を確認できるので、家づくりの参考にしてみてください。
断熱材などの仕様の優れた会社を選ぶ
断熱性や気密性といった住宅の基本性能に関わる仕様の優れた会社を選ぶと、快適な暮らしや長期的なコスト削減につながる点が魅力です。
高性能な断熱材や樹脂サッシを標準仕様としている会社は、快適な暮らしとランニングコストの削減まで考えていると言えます。
特に、断熱性の高い住宅は「夏は涼しく冬は暖かい」という1年中快適な環境で暮らせます。
1年を通して快適な住環境を実現するためにも、断熱材などの仕様の優れた会社を選びましょう。
土地と建物セットで相談できる会社を選ぶ
土地探しから設計・施工まで一貫して相談できる会社を選ぶと、費用を抑えやすくなります。
土地と建物を別々に探すよりも効率的なだけでなく、思わぬ費用超過を防ぐことにもつながります。
また「住宅ローンの手続きがスムーズに進みやすい」「総予算の管理がしやすい」といった点もメリットです。
満足いく注文住宅を安く建てるためにも、土地と建物セットで相談できる会社をご検討ください。
補助金など住宅取得を支援する制度を活用する
国や東京都が実施している補助金制度を活用することで、費用の軽減が可能です。
たとえば、以下の補助金制度があります。
・東京ゼロエミ住宅:最大240万円
・子育てグリーン住宅支援事業:最大160万円
・ZEH補助金:最大90万円
【参考】
・東京都環境局|東京ゼロエミ住宅の概要(リーフレット)
・国土交通省|注文住宅の新築
・一般社団法人 環境共創イニシアチブ|戸建ZEH(パンフレット)
特に補助金額が多いのは東京ゼロエミ住宅で、最大240万円の補助金を受け取れます。
actie(アクティエ)は、東京ゼロエミ住宅に対応する省エネ性能の高い家を建てられます。
詳細はこちらをご覧ください。
失敗しないハウスメーカー、工務店の選び方
最後に、ハウスメーカー、工務店の選び方を解説します。
・地元工務店と全国ハウスメーカーの特徴を把握
・基本理念や施工事例などホームページを確認
・モデルハウスや見学会を上手に活用
信頼できるハウスメーカー、工務店を利用したい方は、参考にしてみてください。
地元工務店と全国ハウスメーカーの特徴を把握
地元工務店と全国ハウスメーカーの特徴は、以下のとおりです。
比較項目 | 全国ハウスメーカー | 地元工務店 |
---|---|---|
設計の自由度 | 規格化されていることが多い | 比較的設計の自由度は高い |
品質・工期 | 品質が安定しており工期は短め | 会社によって差があり工期は長め |
価格帯 | 広告費の影響で高めの価格帯 | 会社によって異なるが、全国ハウスメーカーと比較すると安い価格帯 |
地元工務店は比較的設計の自由度が高い一方で、全国ハウスメーカーは規格化されている傾向にあります。
ただし、規格化されているからこそ品質が安定しており、早く工事が終わるというメリットがあります。
それぞれの特徴を考慮して、どのハウスメーカや工務店に依頼するかをご検討ください。
actie(アクティエ)は地元工務店とハウスメーカーの中間のような建築会社で、ハウスメーカーの安定した品質や保証体制、工務店のような設計自由度の高さを両立させています。
こだわりのあるデザイン性の高い家を適正価格で建てたい方は、actieの家づくりを確認してみてください。
基本理念や施工事例などホームページを確認
気になる会社を見つけた際には、基本理念や施工事例などをホームページで確認しましょう。
会社の家づくりに対する考え方やデザインの方向性、技術力を把握できます。
ホームページで特に確認したい点は、以下のとおりです。
・会社の基本理念やコンセプト
・施工事例の写真や間取り
・住宅の性能(断熱性、耐震性など)
・標準仕様や使用する建材
・保証やアフターサービス体制
ご家族の価値観や好みに合うか、信頼して長く付き合えそうかなどの視点で情報を確認してみてください。
モデルハウスや見学会を上手に活用
モデルハウスや見学会を活用することで、施工事例だけではわからない空間の広がりや素材の質感、室内の明るさや空気感を体感できます。
デザインや間取りだけでなく、スタッフの対応や知識の深さなどもこの機会に確認するのがおすすめです。
「質問に的確に答えてくれるか」「親身に相談に乗ってくれるか」など、信頼できるパートナーを見極める良い機会になります。
モデルハウスや見学会を上手に活用して、ハウスメーカや工務店を選びましょう。
actie(アクティエ)でも、都内でモデルハウスをご覧いただけます。
詳細はこちらをご覧ください。
まとめ|都内の注文住宅はactieで実現
【事例詳細】約3帖の玄関が象徴する、ゆとりのある暮らし
都内の建物本体の費用相場は3,295.5万円、土地の取得費用相場は6,283万円です。
23区内の土地取得費用相場の1位は千代田区(328.2万円/㎡)、最も費用相場が安いのは葛飾区(36.8万円/㎡)です。
千代田区と葛飾区を比較すると約9倍の差があり、都内は住むエリアによって費用相場が大きく異なることがわかります。
予算内で満足いく注文住宅を建てるためにも、ご自身が住みたいエリアの費用相場を確認してみてください。
本記事が都内の注文住宅建築のお役に立てば幸いです。
actie(アクティエ)では、お客様のどんな小さな声にも耳を傾けています。
「詳細な費用を確認したい」「モデルハウスを見学したい」など、お気軽にご連絡ください。
お客様ご家族のこだわりや価値観に寄り添い、快適に暮らせる家づくりに尽力いたします。