「東京で戸建てを買いたいけど、やっぱり費用が高いのかな?費用は抑えたいけど、デザインと性能もこだわりたい」とお考えの方へ。
東京都で戸建てを購入すると、費用は高額になりがちです。
しかし、土地選びや設計の工夫次第で費用を抑えることは可能です。
今回は、東京都の戸建ての費用相場や安く家を建てるポイントなどを詳しく解説しています。
東京都で戸建ての購入を検討している方は、参考にしてみてください。
- 東京都の戸建て相場を解説します。
- 都内で戸建てを安く建てる5つの工夫を紹介します。
- 東京の戸建てのメリット・デメリットを把握し、住みやすさを確認しましょう。
Contents
施工事例
2025年、東京都の戸建て相場を確認
東京都の建物の平均価格は3,469.4万円です。
土地の平均価格は1㎡あたり51.5万円で、敷地面積の平均である125㎡を参考にすると、土地の取得相場は6,437.5万円となります。
建物と土地の総額9,906.9万円が東京都の戸建て相場です。
・参考:住宅金融支援機構|フラット35利用者調査(土地付注文住宅)
・参考:東京都財務局|令和7年地価公示価格(東京都分)
東京23区の戸建て相場
前述した建物の平均価格と東京23区の土地取得相場9,645万円を足した戸建て相場は、13,114.4万円です。
同じ23区でも土地の平均価格が大きく異なるため、1位の千代田区(44,494.4万円)と23位の葛飾区(8,069.4万円)を比較すると、5倍以上の差があります。
東京23区外の戸建て相場
東京23区外の戸建て相場は6,191.7万円です。
23区外もエリアによって価格差が大きく、たとえば武蔵野市の11,644.4万円に対し、青梅市は4,681.9万円と倍以上の差があります。
東京都は住むエリアによって費用が大きく異なるため、土地の平均価格が安価なエリアを選ぶと、大幅に費用を節約できます。
東京都の戸建て価格の推移を確認
東京都の戸建て価格は、以下のように推移しています。
・2020年:2,648万円
・2021年:2,691.3万円
・2022年:2,960万円
・2023年:3,295.5万円
・2024年:3,469.4万円
ご覧のように、東京都の戸建て価格は右肩上がりで上昇を続けています。
2020年と2024年を比較すると、その差は約800万円です。
東京都での注文住宅が高くなる理由
東京都で価格の上昇が続くのは、以下の理由が考えられます。
【建物に関する理由】
・建築資材や人件費の上昇
・狭小地や変形敷地が多く、設計や施工が困難
・軟弱地盤や埋立地の場合、地盤の改良工事が必要
【土地に関する理由】
・人口が集中しており住宅の需要が高い
・新規で開発できる土地が限られている
・国内外から投資対象となっており、価格が押し上げられている
特に、狭小地や変形敷地は資材の搬入や重機の使用が難しいため、通常よりも人手や工期がかかり、建築費用が割高になる傾向があります。
また、東京湾岸エリアや河川周辺では、安全な家を建てるために地盤改良工事が必要なケースも少なくありません。
土地の購入後に想定外の費用が発生しないよう、土地選びの段階から不動産会社や住宅会社に相談しましょう。
今後の土地建物価格の見通し
今後の土地建物価格は、複数の要因が絡むため見通しを立てるのが難しい状況です。
価格上昇の要因となる資材価格や人件費は、当面高い水準で推移すると考えられます。
一方で、住宅ローンの金利が上昇すると、購入希望者が減って価格が安定する可能性もあります。
正確な予測が難しいため、価格の変動を待つよりも、現在の予算内で最適な選択をするのが現実的です。
たとえば、同じ23区内でも土地価格が安価なエリアを選ぶと、予算内で満足のいく家を建てやすくなります。
東京都の土地建物価格の詳細を確認したい方は、actie(アクティエ)までお気軽にご相談ください。
都内で戸建てを安く建てる、5つの工夫を紹介
ここでは、都内で戸建てを安く建てる方法について紹介します。
・床面積を減らしてコンパクトな家にする
・3階建て、地下など空間を有効活用する
・シンプルな形状や普及している設備の選択
・土地購入の予定エリアを広く検討する
・補助金や減税制度を活用する
戸建の購入費用を抑えたい方は、参考にしてみてください。
床面積を減らしてコンパクトな家にする
建物の価格は床面積によって変わるため、面積を減らすと建築費を削減できます。
たとえば、延床面積を数坪減らすだけで、百万円単位のコストダウンにつながる場合もあります。
廊下のような移動スペースをなくしたり壁面収納を充実させたりすることで、床面積を減らすことが可能です。
家族構成やライフスタイルなどを見直し、本当に必要な広さを検討しましょう。
3階建て、地下など空間を有効活用する
【事例詳細】:仕事と趣味、家族の住みやすさ、すべてを叶える家
土地価格が高い都心部の場合、縦の空間を利用して必要な居住スペースを確保するのが効果的です。
仮に土地が狭くても、縦の空間を利用することで費用を抑えられます。
ただし、3階建てにする場合は構造計算が複雑になったり、地盤の状況によっては追加の改良工事が必要になったりします。
住宅会社に土地の条件と建築費用について相談し、コストを抑えられる方法を選択しましょう。
シンプルな形状や普及している設備の選択
【事例詳細】:こだわりのコーディネートですっきりとまとまりのある空間に
凹凸の多い複雑なデザインの家は、材料費だけでなく施工の手間が増えるためコストが上がります。
以下のように、シンプルな形状や普及している設備を選ぶと、費用を抑えられます。
・凹凸の少ない「総二階」「キューブ型」など、四角い形状の家にする
・屋根の形をシンプルな「切妻(きりづま)屋根」にする
・キッチンや浴室は普及している標準グレードの製品にする
標準グレードの設備でも、近年はデザイン性や機能性に優れた製品が多くあります。
予算内で満足のいく家を建てるには、こだわりたい部分と費用を抑える部分の優先順位を決めることが大切です。
土地購入の予定エリアを広く検討する
何度もいうように東京都はエリアによって土地価格が大きく異なるため、当初の希望エリアから少し視野を広げるだけで、予算に合う土地を見つけやすくなります。
たとえば、23区でも葛飾区や板橋区などは土地価格が比較的安価です。
23区外でも立川市や八王子市などは都市としての機能性が高く自然豊かで、住みやすい環境となっています。
予算内で満足のいく家を建てたい方は、通勤時間や周辺環境などを考慮しつつ視野を広げてみてください。
補助金や減税制度を活用する
国や東京都が実施する補助金や減税制度を活用すると、住宅建築に要する費用の負担を軽減可能です。
たとえば「東京ゼロエミ住宅」という制度は、省エネ性能の高い家を建てると最大で240万円が支給されます。
「住宅ローン減税」を利用すると、年末のローン残高の0.7%を所得税(一部は翌年の住民税)から最大で13年間控除できます。
補助金や減税制度を積極的に利用し、費用の負担を減らしていきましょう。
・参考:東京都環境局|助成制度
・参考:国土交通省|住宅ローン減税
actie(アクティエ)は、東京ゼロエミ住宅の対象となる住宅を建てられます。
東京ゼロエミ住宅のご利用を検討している方は、お気軽にご相談ください。
東京の戸建て、メリット・デメリットなど住みやすさを確認
最後に、東京に戸建て住宅を建てるメリット・デメリットを解説します。
納得のいく家づくりを実現するためにも、東京の住みやすさを確認しておきましょう。
東京都で戸建てを建てるメリット
【事例詳細】:日々の生活を快適に、機能性に優れた住まい
東京都で戸建てを建てるメリットは、以下のとおりです。
・資産価値が維持されやすい
・交通や商業施設の利便性が高い
・自由なライフスタイルを実現しやすい
特に注目したい点は、資産価値の高さと利便性です。
東京は人口が集中しており国内外からの需要も高いため、土地の価値が下がりにくい傾向にあります。
また、多様な鉄道路線やバス網が整備されているため、通勤・通学はもちろん、休日の外出先の選択肢も豊富です。
将来的な住み替えや資産としての活用も視野に入れやすい点は、東京で戸建てを建てる大きなメリットです。
東京都で戸建てを建てるデメリット
魅力的な東京都ですが、以下のようなデメリットもあります。
・土地と建物の費用が全国的に見ても高い
・家が手狭になる可能性がある
資産価値を維持しやすいというメリットは、裏を返すと多くの取得費用を要するデメリットになります。
なるべく費用を抑えたい方は、土地選びや床面積の増減で調整するのがおすすめです。
東京都にも比較的安価なエリアはあるため、通勤・通学の利便性やライフスタイルなどを考慮しつつ、住みたいエリアを決めましょう。
まとめ|東京の一戸建てはactieにお任せ
【事例詳細】:心地よさをデザインした、くつろぎ時間を楽しむ家
東京都の建物と土地を合わせた総額は、9,906.9万円です。
東京都は住むエリアによって費用が大きく異なるため、土地の平均価格が安価なエリアを選ぶと、大幅に費用を節約できます。
今回の内容を参考に、予算内で理想のマイホームを実現するための計画をご家族と話し合ってみてください。
actie(アクティエ)では、お客様のどんな小さな声にも真摯に耳を傾けています。
「予算について相談したい」「家づくりのポイントを詳しく聞きたい」など、家づくりに関するお悩みやご希望がございましたら、お気軽にご相談ください。
お客様ご家族のこだわりや価値観に寄り添い、快適に暮らせる家づくりに尽力いたします。