「名古屋で新築の一戸建てを購入したいけど、費用はどれくらいかかるんだろう?」とお考えの方へ。
予算内でご家族全員が満足できる家を購入するためにも、住みたいエリアの費用相場や特徴を確認しておくことが大切です。
今回は、名古屋市の新築一戸建ての費用相場、子育て世帯におすすめのエリアなどを紹介します。
名古屋市で新築一戸建ての購入を検討されている方は、参考にしてみてください。
- 名古屋市の新築一戸建ての費用相場を紹介します。
- 名古屋市で新築一戸建てを建てるのにおすすめのエリアを見ていきましょう。
- 新築一戸建てを安く建てる方法を解説します。
Contents
施工事例
名古屋市の新築一戸建ての費用相場
名古屋市の新築一戸建ての費用相場を紹介します。
名古屋市の建築費用相場
愛知県の建物価格の相場を参考にすると、名古屋市の相場は3,605.2万円です。
住宅面積の平均は115.1㎡のため、1㎡あたりの相場は31.3万円(103.4万円/坪)です。
参考:住宅金融支援機構|2024年度集計表(土地付注文住宅)
名古屋市の土地取得費用の相場
名古屋市の土地1㎡あたりの平均価格は、21.2万円(70万円/坪)です。
土地取得費用の相場は、愛知県の敷地面積の平均である217.3㎡を基に算出すると、4,606.7万円です。
参考:国土交通省|第12表 名古屋圏の市の住宅地の平均価格等
エリア別の土地取得費用の相場
名古屋市の人気エリアも同様に計算しているので、参考にしてみてください。
・中区:116万円/㎡
・東区:52.5万円/㎡
・昭和区:30.6万円/㎡
・千種区:27.7万円/㎡
・瑞穂区:26.1万円/㎡
・中村区:19.6万円/㎡
・緑区:16万円/㎡
建物+土地の総額
建物の3,605.2万円と土地取得費用の相場を足すと、総額は以下になります。
・名古屋市の総額:8,211.9万円
・中区:28,812万円
・東区:15,013.4万円
・昭和区:10,254.5万円
・千種区:9,624.4万円
・瑞穂区:9,276.7万円
・中村区:7,864.2万円
・緑区:7,082万円
あくまで平均価格のため、参考程度にお考えいただけると幸いです。
費用は床面積や敷地面積の増減で調整できます。
たとえば、愛知県の敷地面積の平均である217.3㎡を150㎡にした場合、土地取得費用を1,400万円ほど抑えられます。
費用の詳細について確認したい方は、actie(アクティエ)までお気軽にご連絡ください。
名古屋市で新築一戸建てを建てるのにおすすめのエリア【子育て世代必見】
ご家族のライフスタイルによって、最適なエリアは異なります。
ここでは、子育て世代の視点から「商業施設の充実度」「交通アクセス」「子育て環境」という3つの軸でおすすめのエリアを紹介します。
・名古屋市中区・東区
・名古屋市中村区・昭和区
・名古屋市千種区・緑区
名古屋市中区・東区(商業施設が充実)
名古屋市東区・中区エリアは商業施設が充実しており、都会的な利便性を求める家族におすすめです。
中区の栄エリアは百貨店や新しい商業ビルが立ち並び、最先端のファッションやグルメを楽しめます。
また「大須商店街」のような活気ある場所もあり、日常の買い物から休日の外出まで満喫できます。
東区の「オアシス21」周辺も、買い物やイベントを楽しめる人気のスポットです。
都会ならではの刺激と便利さを楽しみたいご家族は、中区・東区を検討してみてください。
名古屋市中村区・昭和区(アクセスが良好)
中村区には名古屋駅があり、JRや私鉄、地下鉄が集中しているため、市内外へスムーズに移動できます。
通勤や通学、出張が多いご家族にとって、非常に便利な環境です。
昭和区は、鶴舞線や桜通線など複数の地下鉄路線を利用でき、アクセスの良さと閑静な住環境を両立させている点が魅力的です。
アクセスの良さを重視する方には、中村区・昭和区をおすすめします。
名古屋市千種区・緑区(子育てに適した環境)
名古屋市千種区・緑区は、落ち着いた環境で子育てをしたいご家族に適しています。
特に、千種区の東部丘陵地は文教地区(教育施設が多く集まっている地区のこと)として有名で、東山動植物園のような文化施設も充実している点が特徴です。
緑区は公園が多く、広大な自然のなかでお子様をのびのびと育てたいと考えるご家族に人気です。
名古屋で新築一戸建てを安く建てる5つの方法
ここでは、名古屋で新築一戸建てを安く建てる方法を解説します。
・床面積を減らしてコンパクトな家にする
・3階建てや地下を設けて空間を活用する
・シンプルな形状や普及している設備を選択する
・土地購入の予定エリアを広く検討する
・補助金や減税制度を活用する
建築費を抑えたい方は、参考にしてみてください。
床面積を減らしてコンパクトな家にする
建物の価格は使用する建材の量や工事の手間、つまり床面積で変動します。
そのため、床面積を減らしてコンパクトな家にすることで、建築費を抑えられます。
建築費を抑えるためにも、ご家族が本当に必要な広さを見直してみてください。
3階建てや地下を設けて空間を活用する
土地が狭小地の場合、3階建てにしたり地下室を設けたりして空間を活用すると、土地の面積を小さくできるため建築費を抑えられる可能性があります。
ただし、3階建てや地下室は構造計算が複雑になり、建築費用が割高になる場合もあるため注意が必要です。
3階建てや地下室について住宅会社に相談し、費用を抑えられるプランを検討しましょう。
【関連コラム】:屋上テラスのある家を持つ魅力と注意ポイント|ビルトインガレージや3階建てでも人気の戸建て設計
シンプルな形状や普及している設備を選択する
建物の形が複雑になるほど外壁の面積や角が増え、材料費や施工の手間が増えます。
そのため、費用を抑えたい場合は以下のようなシンプルな形状の家を検討してみてください。
・建物の形状:正方形や長方形の総二階
・屋根の形状:シンプルな切妻(きりづま)屋根や片流れ屋根
また、キッチンや浴室などの住宅設備は、標準的なグレードの製品を選ぶと費用を抑えられます。
土地購入の予定エリアを広く検討する
名古屋市内は区によって土地の価格が大きく異なり、同じ区内でも最寄り駅からの距離で価格が変わります。
希望するエリアの条件を少し広げるだけで、より手頃な土地が見つかる可能性があります。
・検討例1:人気の高い瑞穂区から少し郊外の緑区に範囲を広げる
・検討例2:急行停車駅だけでなく各駅停車の駅周辺も探す
・検討例3:駅から徒歩10分圏内→15分圏内まで条件を緩和する
通勤や通学の利便性を考慮しつつ、少し視野を広げて土地探しを進めてみてください。
補助金制度を活用する
国や名古屋市は、省エネルギー性能の高い住宅や子育て世帯向けの住宅取得を支援する補助金制度を設けています。
補助金を活用できると、数百万円の単位で費用を抑えることも可能です。
たとえば「子育てグリーン住宅支援事業」という補助金制度は、最大で160万円の補助金を支給しています。
補助金制度は予算が限られているため、利用する場合は早めに申し込みましょう。
参考:国土交通省|注文住宅の新築
信頼できるハウスメーカー・工務店の選び方3つのポイント
最後に、ハウスメーカー・工務店の選び方について解説します。
・家族の理想の暮らしを明確にする
・施工事例を参考にして理想のデザインを確認する
・モデルハウスを見学する
家づくりの失敗を避けるためにも、ポイントを押さえておきましょう。
家族の理想の暮らしを明確にする
住宅会社選びを始める前に、まずはご家族の理想の暮らしを具体的にイメージしましょう。
どんな毎日を送りたいのかや新しい家で何がしたいかなどを話し合うことで、家づくりにおける優先順位が見えてきます。
たとえば「子どもがのびのび遊べる広いリビングがほしい」「夫婦で料理を楽しめるアイランドキッチンは外せない」など、具体的な要望をリストアップしましょう。
施工事例を参考にして理想のデザインを確認する
施工事例を確認することで、依頼予定の住宅会社がどのようなデザインを得意としているかを判断できます。
各社のWebサイトやカタログなどで、多くの事例を確認しましょう。
外観のデザイン(モダン・ナチュラルなど)や内装の雰囲気、間取りの工夫などがご家族の好みに合うかを確認します。
理想の家のイメージに近い事例が豊富にあると、打ち合わせもスムーズに進み満足のいくデザインを実現しやすくなります。
actie(アクティエ)でも施工事例を確認できるので、家づくりの参考にしてみてください。
モデルハウスを見学する
モデルハウスを見学すると、施工事例だけではわからない空間の広がりや素材の質感、室内の空気感を肌で感じられるためおすすめです。
見学の際にはデザインだけでなく、生活動線や収納の工夫など、実際に暮らすことをイメージしながら細部まで確認してみてください。
また、担当者の知識や対応の丁寧さも、信頼できる会社かを見極めるうえで重要な判断材料です。
まとめ│住みやすい街「名古屋」で理想の新築一戸建てを建てよう
【事例詳細】:北側LDKでも明るい、インナーガレージが目を引く住まい
名古屋市の新築戸建ての費用相場、子育て世帯におすすめのエリアなどを紹介しました。
建物の3,605.2万円と土地取得費用の4,606.7万円を足した総額は、8,211.9万円です。
あくまで平均価格のため、参考程度にお考えいただけると幸いです。
新築一戸建ての購入費用は、土地選びや床面積の増減で調整できます。
今回の内容を参考に、住みたいエリアや家づくりについてご家族で話し合ってみてください。
actie (アクティエ)では、お客様のどんな小さなご要望にも真摯に耳を傾けています。
「詳細な費用を確認したい」「利用できる補助金の詳細が知りたい」など、お気軽にご相談ください。