
断熱性能の高い家は外気の影響を受けにくくなり、快適な室温を保ちやすくなります。
断熱性能は「断熱等級」で確認することができ、おすすめは断熱等級6以上です。
今回は、断熱等級6のUA値やメリット・デメリット、快適に暮らせる家を建てるポイントなどを解説します。
1年を通して快適に暮らせる家を建てたい方は、最後までご覧ください。
- 断熱等級6やUA値の基礎知識を解説します。
- 断熱等級6の家を建てるメリット・デメリットを見ていきましょう。
- 快適に暮らせる断熱等級6の家を建てるポイントを解説します。
Contents
断熱等級とは

断熱等級とは、住宅の断熱性能を示す指標です。
数字が大きいほど熱が逃げにくく、1から7までの段階で評価されます。
断熱性能が高い家は「冬は暖かく夏は涼しい」という快適な室温を維持しやすくなります。
断熱等級6のUA値
断熱等級6を満たすUA値は地域ごとに異なります。
主な地域のUA値の基準は、以下のとおりです。
| 地域区分 | 主な対象地域 | 断熱等級6のUA値の基準 |
|---|---|---|
| 1~3地域 | 北海道・青森県・岩手県など | 0.28 |
| 4地域 | 福島県・山形県など | 0.34 |
| 5〜7地域 | 茨城県・東京都・熊本県など | 0.46 |
地域ごとに基準が変わるため、建築予定地の区分を確認する必要があります。
事前に希望エリアの数値を調べておきましょう。
2025年4月から断熱等級4が義務化された背景
脱炭素社会の実現に向けた省エネ対策として、断熱等級4が法律で規定されました。
家庭部門のエネルギー消費量を削減して、環境負荷を下げるのが主な目的です。
かつては努力義務になっていた基準が明確化され、現在は基準を満たさない家は建てられません。
断熱等級4は最低限の基準となるため、より高断熱の家を求める方は断熱等級6を検討してみてください。
断熱等級6の家を建てる5つのメリット

断熱等級6の家を建てると、以下のメリットがあります。
・外気温に左右されない快適な室温を保ちやすくなる
・光熱費を削減できる
・ヒートショックを防ぎやすくなる
・結露やカビの発生を抑えやすくなる
・資産価値が高まり売却時に有利になる可能性がある
断熱等級6の家を建てるか検討中の方は、参考にしてみてください。
外気温に左右されない快適な室温を保ちやすくなる
断熱等級6の家は外気の影響を受けにくくなり、快適な室温を保ちやすくなります。
夏は外からの熱を遮断して涼しさを保ち、冬は室内の暖かさを逃さずに維持する効果が期待できます。
光熱費を削減できる
断熱性能が高いと少ないエネルギーで適温を維持しやすくなるため、毎月の光熱費を削減できます。
以下はactie(アクティエ)が建てる家の光熱費をまとめたものです。

長く住み続けるほど、光熱費の削減効果を得られます。
日々の光熱費を抑えたい方にも、断熱等級6の家はおすすめです。
ヒートショックを防ぎやすくなる
ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が変動し、心臓や血管に負担がかかる現象を指します。
断熱性能の低い家はリビングと浴室の温度差が生じるため、冬場のリスクが上がります。
断熱等級6の家は住宅全体の室温が安定するため、居室と非居室の温度差が少ないです。
高齢者の方はヒートショックのリスクが特に高いため、親世帯と住む方にも断熱等級6はおすすめです。
結露やカビの発生を抑えやすくなる
断熱性能の低い家は冬場に窓や壁の表面温度が下がり、室内の暖かい空気と触れることで結露が発生します。
結露は見た目が悪いだけでなく、カビによる健康被害や建物の劣化を招く原因になります。
断熱等級6の家は室内外の温度差が小さくなるため、結露やカビの発生を抑えやすくなる点がメリットです。
【関連コラム】:結露する家としない家の違いは?考えられる被害、家づくりのポイントなどを解説
資産価値が高まり売却時に有利になる可能性がある
省エネ性能の高い家は光熱費の負担軽減や快適な住環境が評価され、売却時に有利になる可能性があります。
将来の住み替えや資産運用を考えている方にとって、建物の価値が下がりにくいのは魅力です。
断熱等級6の家を建てるデメリット

メリットの多い断熱等級6ですが、以下のデメリットもあります。
・建築コストが高くなる
・間取りに制限が出る可能性がある
・夏の日射遮蔽対策が必要になる
断熱等級6の家を建ててから後悔しないためにも、メリットだけでなくデメリットも押さえておきましょう。
建築コストが高くなる
断熱等級6の家を建てるには、高性能な断熱材やサッシなどが必要です。
一般的な住宅に比べて材料費や施工費が上がり、建築コストが高くなる傾向にあります。
ただし、初期費用はかかっても入居後の光熱費を削減できるため、長期的な目線で考えることが大切です。
家を建てる前に住宅会社へシミュレーションを依頼して、費用対効果を確認しておくと安心です。
actie(アクティエ)でも詳細な費用を確認できるので、お気軽にお問い合わせください。
間取りに制限が出る可能性がある
大きな開口部や吹き抜けを取り入れた間取りを採用した場合、熱の逃げる面積が増えてしまい、断熱等級6の基準に届かなくなる可能性があります。
希望する間取りが断熱等級6の基準を満たせるのか、早い段階で住宅会社に確認しましょう。
設計の工夫次第では、理想の間取りと高い断熱性能を両立することも可能です。
豊富な実績をもつ担当者と話し合い、納得できる家づくりを進めてください。
夏の日射遮蔽対策が必要になる
断熱性が高い家は、室内の熱が逃げにくくなります。
真夏の時期に窓から強い日差しが入ると室温が上がりやすいため、以下のような日射遮蔽対策が必要です。
・軒や庇の深い設計
・外付けブラインドの設置
・遮熱性能の高い窓ガラスの採用
日差しを遮る工夫を取り入れると、夏の冷房効率が上がり快適な室温を維持しやすくなります。
快適に暮らせる断熱等級6の家を建てるポイント

断熱等級6の家を建てる際のポイントを解説します。
・気になる住宅会社をリストアップする
・断熱等級6の実績がある住宅会社を選ぶ
・断熱等級6に適した間取りについて住宅会社に相談する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
【関連コラム】:令和時代の高気密・高断熱を見直そう~お得な高効率住宅を建てるべき3つの理由
気になる住宅会社をリストアップする
住宅会社のホームページやSNSを参考にして、気になる住宅会社をリストアップします。
たとえば、以下を基準にして住宅会社の候補を探すのがおすすめです。
・断熱性能に力を入れているか
・見学会やモデルハウスがあるか
・希望するエリアで施工できるか
気になる住宅会社のカタログを取り寄せ、実績や強みを把握しておきましょう。
最初は1社に絞らず、複数の基準を考慮しながら情報収集を進めてみてください。
【関連コラム】:高気密高断熱の工務店、ハウスメーカーの選び方5選│東京、埼玉、千葉など希望エリアの会社の探し方も解説
断熱等級6の実績がある住宅会社を選ぶ
高い断熱性能の家を建てるには、高度な施工技術と専門知識が必要です。
断熱等級6の家を施工できる住宅会社は限られているため、対応できる会社を慎重に選びましょう。
依頼先を選ぶ際に確認したいポイントは、以下のとおりです。
・断熱等級6の施工実績の有無
・気密測定の実施状況
・UA値の目標値・実績値の公表状況
断熱等級6の家を建てた実績や気密測定の結果を、ホームページなどで確認できると安心です。
断熱等級6に適した間取りについて住宅会社に相談する
住宅会社を決めたあとは、断熱等級6を確保できる間取りを担当者に相談します。
間取りの工夫次第で、快適な室温を維持しながら希望の間取りを実現できます。
吹き抜けや面積の広い窓を取り入れたい場合は、担当者に要望を伝えて断熱性能とのバランスを調整してもらいましょう。
actie(アクティエ)でも、断熱等級6に適した間取りをご提案しています。
満足できる断熱性能と間取りを両立したい方は、お気軽にお問い合わせください。
断熱等級6に関してよくある質問

最後に、断熱等級6についてよくある質問にお答えします。
UA値を下げるには何をすればいい?
UA値を下げて断熱性能を高めるには、熱の出入り口となる窓や壁の対策が必要です。
たとえば、以下の対策が効果的です。
・樹脂サッシの採用
・複層ガラスやトリプルガラスの導入
・高性能断熱材(硬質ウレタンフォームなど)の採用
・壁や天井の断熱材の厚みの増加
・気密テープによる隙間の処理
予算内で満足できる断熱性能の家を建てるためにも、担当者に相談しながら家づくりを進めましょう。
断熱等級6の家を建てる際に利用できる補助金は?
以下の補助金制度を利用できます。
・子育てグリーン住宅支援事業
・ZEH-M補助金
制度ごとに申請の期限や対象者の条件が異なるため、家づくりの計画段階で最新の情報を集める必要があります。
予算の上限に達すると受付が終了する場合もあるため、利用を検討する方は早めに住宅会社へご相談ください。
【参考】
・国土交通省|新築住宅の省エネ性能
・一般社団法人 環境共創イニシアチブ|令和7年度ZEH-M補助金(ハイグレード仕様)について
まとめ|断熱等級6の家を建てたい方はactieまで

【事例詳細】:日々の生活を快適に、機能性に優れた住まい
最後にもう一度、断熱等級6の家を建てるメリットをまとめます。
・外気温に左右されない快適な室温を保ちやすくなる
・光熱費を削減できる
・ヒートショックを防ぎやすくなる
・結露やカビの発生を抑えやすくなる
・資産価値が高まり売却時に有利になる可能性がある
断熱等級6の家は外気の影響を受けにくくなり、快適な室温を保ちやすくなります。
断熱性能が高いと少ないエネルギーで適温を維持しやすくなるため、毎月の光熱費を削減できる点もメリットです。
本記事の内容を参考にして、断熱等級6の家を建てるかご家族と話し合ってみてください。
actie (アクティエ)では、お客様のどんな小さなご要望にも耳を傾けています。
「断熱等級6の詳細な費用を確認したい」「断熱性能や気密性の高い家づくりについて相談したい」など、お気軽にお問い合わせください。




















