屋上庭園

私たちの暮らす家の形は、同じように見えても日々変化し続けています。

屋上庭園や庭のある生活など、ゆとりを大切にする住まいづくりも多くなってきています。

生活環境による暮らし方の変化。

働き方による住まいに求めるニーズの変化など、その時代背景により、住宅に求められるものに違いが現れます。

これから建てる住まいを、より快適に。よりおうち時間を楽しく過ごせる!そんな家づくりを目指したいものです。

今回は、屋上庭園を作っておうち時間を楽しくする!そんな情報を集めてみました。

あなたの家づくりのアイデアのひとつに、くわえてみませんか?

 

コラムのポイント
  • おうち時間の過ごす機会の多くなっている今、屋上庭園など新しい価値観を取り入れる方法を知ることができます。有効的な活用法などを知り、プランニングに活かしていきましょう。
  • 屋上庭園の魅力やデメリットをしっかりと把握して、後悔のない家づくりに活かしていきましょう。

 

 

 

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変わりつつある住宅の価値観|屋上庭園を活用

屋上庭園

2019年に発生した新型コロナウイルス感染症により、私たちを取り巻く環境は日々変化し続けています。

それは暮らし方、働き方だけではなく、住まいに対する価値観や環境にも影響をあたえています。

今までであれば住宅は、職場近くの都心に住む「職住近接」がメインでした。

現在では、今よりもっと「快適に過ごせる空間にできるのか」などの住宅への希望も高まってきています。

 

庭以外のゆとり「屋上庭園」という形


今までは自然と共存。ゆとりのある生活と言われると、「庭」や「ウッドデッキ」などがイメージされてきたのではないでしょうか。

住宅に求められる価値観も変化し、それにともない住宅の建築技術も大きく進化し続けています。

以前であれば、「木造の上にスペース」という概念は少なかったのが現状です。

アクティエでは、LVLによる高強度な構造躯体や、メンテナンスの手間がかからない金属防水によって「屋上に活用スペース」を確保することを可能にしました。

今まで木造住宅では技術的に難しいとされていた屋上庭園を、比較的簡単に、そしてリーズナブルにご提案しています。

 

 

屋上庭園の3つのメリット


屋上庭園は、ただ室外に活用できる空間を創造できるだけではありません。

屋上庭園を作るからこそ感じられるメリットが存在しています。

そのメリットをご紹介していきましょう。

 

住宅環境を整える効果「省エネルギー」


テラス

 

これから建てる住まいは、家族が5年、10年、15年と長く集う空間となります。

そのため住環境の良し悪しは、住まいの快適性を大きく左右します。

アクティエがご提案する屋上庭園は、「屋上に庭を造る=緑化する」ことで、屋根温度が下がり、建物全体の温度を下げる効果が期待できます。

そのためエアコンの利用頻度・利用時間が減り、電気の省力化・効率化につながり、家計に優しい住まいになります。

また屋上に行く機会を増やすことで、家全体の変化を感じやすくなり、建物のSOSにも対応しやすくなります。

 

住まいの選択種を増やす効果「土地の選択検討範囲が広がります」


外観

いくら自然の多い環境で生活したい!と考えていても、日々の生活を送る上で「利便性」は切っても切り離せない関係性があります。

そのため庭付き一戸建てを希望していても、「希望の広さの土地が手に入らない」「予想している予算より多くなってしまう」など、断念してしまった方も多いのではないでしょうか。

例えば約60坪の土地で庭付き一戸建てを検討している方は、屋上に庭を造ることで、想定している土地よりも小さい土地も検討範囲に拡げることが可能になります。

住宅建築の場合、土地を購入する費用は大きな負担となる傾向があります。

屋上庭園を上手に活用することで、庭と同じ環境を保ちつつ「土地の取得予算を下げる」ことも期待できるのです。

 

維持費にも大きな効果が「固定資産税がかかりません」


税金

現在、賃貸などで生活している方の場合、住宅という不動産を所得することで大きく変化することがあります。

それは維持にかかる「税金の負担」という部分です。

家の購入後、毎年納税する義務が発生するのは、「固定資産税」と「都市計画税」のふたつです。

固定資産税は、毎年1月1日時点で不動産を所有する人に対し、毎年一定の税額を課税していきます。

実は地上の庭の場合、固定資産税がかかるのですが、屋上庭園は固定資産税がかからないのです。

※ペントハウス部を除く

住宅の購入の場合、購入するまでにどのくらいの資金が必要なのか。

そしてその後、安定した維持をしていくためには、どのような費用が発生するのかを視野に入れる必要があります。

今までの価値観に新たな選択種「屋上庭園」をくわえ、自分たちらしい暮らしを手に入れてみませんか。

 

 

 

 

こんなに活用できる!屋上庭園の魅力とは

屋上庭園にはいろいろなメリットがありますが、バーベキュー、ドックラン、天体観測、家庭菜園、ガーデニングなど、活用方法によってもその可能性は大きく変化します。

では実際に建てた方は、どのように活用されているのでしょうか。

アクティエでお手伝いさせていただいたお客様のご自宅を、ちょっとのぞいてみてみましょう。

 

ダウンリビング・吹き抜けなど、空間やつながりを意識した素敵な住まい


シンプルな新築の外観

一見シンプルな佇まいのこちらのお住まいは、木造でありながらも一部を屋上庭園として活用されています。

全面を屋上庭園にするのではなく、使いたい部分を活用することも方法のひとつです。

屋外庭園

シンプルなルーフバルコニースペースは、ライフスタイルの変化にあわせてさまざまな使い方ができます。

これだけの広さがあれば、お友達を呼んでバーベキューパーティーや、今人気の高まっているベランピングもラクラクです。

家づくりのこだわりのひとつ「花火の見える屋上」としても、大活躍!しています。

吹き抜けリビング

また屋上庭園にも行きやすいよう動線も工夫し、ダウンリビングや吹き抜けで空間の広がりを持たせています。

屋上庭園を活用するためには、移動しやすい動線を取り入れることも大切なのです。

 

 

 

デザインと機能性を両立させた住まい


外観

こちらのお住まいでは、先ほどご紹介した施工実例より少し広めな屋上庭園に仕上がっています。

2階部分を屋上庭園とすることで、生活空間の一部として活用することができます。

屋上庭園

大きな屋上スペースは、洗濯物や布団干しから子供の遊び場など、多目的に使えるアウトドアリビングとして大活躍!

立ち上がり壁で囲まれているので、周囲からの視線も気にすることなく、安全性+プライバシー面にも配慮されています。

1階テラス

また屋上庭園部を上手に活用し、1階部分ではテラスとしても活用できるようアイデアが施されています。

屋上にいても、1階にいても伸び伸びとした空間が味わえるお住まいに仕上がっています。

 

 

このように屋上庭園と言っても、形やデザイン、活用方法も様々です。

「こんな風に使いたい」「こんなことはできるの?」など、お気軽にご相談ください。

 

【関連コラム】:注文住宅に半地下の間取りをつくるメリット|愛知県のおしゃれな新築実例写真

 

 

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作る前に知っておきたい「屋上庭園のデメリット」

屋外庭園

たくさんのメリットや活用法のある屋外庭園。

どんなことにでもそうですが、メリットなどがある一方、少なからずデメリットも存在しています。

では屋上庭園では、どのようなデメリットがあるのでしょうか。

建ててからこんなはずではなかった・・・と思わないために、しっかりと確認しておきましょう。

 

屋上庭園のデメリット①使える機会が限られる


屋上庭園は名前の通り、「屋外」にあるためどうしても、室内よりも使える時期やタイミングが限られる部分は否めません。

例えば冬の寒い季節であれば、自然と足が遠のいたり、暑すぎても・・・と懸念される方もいらっしゃるでしょう。

また天候によっても、使用頻度が左右する可能性があります。

 

こんなアイデアも


例えば、寒くても居心地も良く自然が楽しめる「テラス」を作る。

夏の日差しを防いでくれるサンシェードを付けたパーゴラなど、デザイン性を高めつつ、快適性を上げる方法もあります。

 

屋上庭園のデメリット②雨漏りなどのリスクの問題


木造住宅でも屋外庭園が可能となりましたが、屋根のように雨水などが流れる構造ではないため、「雨漏り」リスクは多少高くなる傾向があります。

一般的なバルコニーとくらべて面積も大きくなるため、その分雨水が侵入するリスクが増えるのです。

 

こんな対策も


屋上庭園の施工実績のある、実績の多い会社を選ぶことも大切です。

多く施工することで蓄えた、経験やノウハウを家づくりに活かすことが可能です。

また実績の多い会社では、その後のアフターメンテナンスなどにも相談に乗ってくれます。

 

屋上庭園のデメリット③室内が暑くなる傾向が


現在の住宅建材は、断熱などの機能も高い製品が多く販売されています。

そのため屋根のなくなる屋上庭園の場合、屋根で防いでいた直射日光を、屋上で吸収してしまう可能性があります。

そのため、室内が暑くなってしまうデメリットが考えられます。

 

こんな対策も


先ほどの実例でもあったように、屋根全体ではなく室内環境と組み合わせたプランニングをすることにより、暑さを伝えることを軽減することも可能です。

屋上庭園をひとつのエリアで考えるのではなく、家全体を視野に入れることで、新たな対策方法が見つかることも少なくないのです。

 

 

デメリットと聞くと「悪いこと」と想像しがちになります。

「デメリット=悪いこと」ではなく、デメリットを知ることで未然に対策を施せる。

デメリットを軽減することができるのです。

デメリットから目を背けるのではなく、デメリットを知り対策することで、より良い家づくりをすることができます。

 

 

まとめ:お家を緑化するだけ!屋上庭園で使える補助金がある

今回は、住まいに新たな価値観をプラスする「屋上庭園」にクローズアップしてきました。

屋上庭園は、とくに自然環境が不足しがちな都市部の緑を増やせる素晴らしい方法です。

自治体では、緑化活動に力を入れている地域も多く、「屋上緑化の助成金制度 ※」を設けている場合もあります。

※ 屋上緑化の助成金制度とは、市街地の緑化を推進し都市環境の向上を図るため、建築物や道路に面した敷地の緑化に係る経費の一部を助成する制度のことです。

<愛知県 緑化支援の一例>

名古屋市:名古屋市みどりの補助金  

豊田市: みどりのまちづくり推進事業補助金 

お客様ご家族のこだわりやライフスタイルに寄り添って、満足な住まいを実現させます。

 


 

愛知県で、快適で機能的な屋上庭園のある新築を建てるなら、私たちアクティエにお気軽にご相談ください。

自由な発想と便利な機能を活かして、お客様ご家族が納得・満足のいく彩りある住まいをデザインしております。

 

 

愛知県内の大府・長久手・岡崎には、デザイナー渾身の自社モデルハウスもご用意しています。

住まいづくりの第一歩として、ぜひお気軽にご活用ください。

 

【モデルハウス情報】

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