外観

家族が多いと、毎日洗濯機を回すという家庭も多いですよね。最近では家に乾燥機を設置する「ホームランドリー」が注目されています。感染症対策としても人気が高まっており、住宅設計の段階で計画されるケースも。

そこでこの記事では、ホームランドリーの魅力や注意点などをまとめていきます。これから住宅を計画される方や、家に乾燥機を設置したいとお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

 

コラムのポイント
  • ホームランドリーは乾燥までスピーディーに仕上がり、家事の時短におすすめです。
  • 間取りの計画時にランドリールームをプランしておくと、ホームランドリーがすっきりまとまります。

 

 

 

 

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ホームランドリーとは

家でも洗濯物の乾燥までできる設備


洗濯

ホームランドリーとは、家でもコインランドリーのように洗濯、乾燥などをまとめて行える設備のことを指します。

一般的には乾燥機能付きの洗濯機ではなく、ガス式の家庭用衣類乾燥機を洗濯機とは別で設置するケースが多いです。

最近では新型コロナウイルスの影響で、「おうち時間」が増加していることからホームランドリーの需要も高まっています。

 

共働きの増加で注目


走り回る子ども

ホームランドリーの最大のメリットは、「家事の負担が楽になること」です。

近年は共働きの家庭が一般的になっていますが、仕事と家事の両立は想像以上に大変ですよね。

そのような状況の中、食器洗い乾燥機やロボット掃除機、自動調理家電など、なるべくスピーディー・手間なし・簡単に行える家電の人気が高まっています。

ガス衣類乾燥機も同様に、家事の時短に大いに役立つため注目されているのです。

最近では学校の休校措置などでさらに家事の時間が取れなくなったという声も多いですが、乾燥機を使えば洗濯物を干す手間がなくなって便利です。

 

ホームランドリーのメリット

急ぎの洗濯物がすぐ乾く


ガス衣類乾燥機を使えば、洗濯物が短時間でスピーディーに乾きます。

ガス特有の温風効果で、5kgの洗濯物なら約50分で乾燥できるのが特徴です。電気式の乾燥機が約150分であるのに比べると、3分の1という短時間で済みます。

毎日洗濯物を干して畳んで…という作業は意外と時間が掛かり重労働ですが、乾燥機にかければ干す手間や乾かす時間が削減できておすすめです。

とくに子どもが部活動などで毎日選択する必要がある場合などは、雨の日でも関係なく乾燥させなければいけません。

そういった場合にも、天候に関係なくすぐに乾くため便利に使えますよ。

またガス衣類乾燥機を導入したことで、おうち時間の質が向上したという声も多く聞かれます。

「感染症の影響により家にいる時間が増えて家事の負担も増した」という問題もありますが、逆に家族で一緒に家事を行う機会にもなります。

乾いた洗濯物を畳む作業は、小さな子どもでも安全に行える家事です。また家事に慣れていない男性でも比較的気軽に行える作業でもあるので、家族みんなで洗濯物を畳むケースも。

家族のコミュニケーションが増える上、子どもを家事に参加させることで生活力や自立力が身に付くというメリットもありますね。

 

洗濯物がふわふわの仕上がりに


天日干しで洗濯物を乾かすよりも、ガス衣類乾燥機を使った方がふんわりとした仕上がりになります。

これはガスのパワーでしっかりと温風を当てて乾燥することにより、衣類の繊維が根元から立ち上がりふっくらと仕上がるのです。

毎日使うタオルやシャツがクリーニングに出したような仕上がりになるため、気分も晴れやかになりますね。

 

また一般的に、洗濯物は洗い終わってから5時間以内に乾燥し終えると「生乾き臭」が発生しにくいとされています。

しかし普通に屋外に干しておくだけだと、曇りの日や湿度の高い日は乾くのに時間が掛かってしまいますよね。

そんな場合にも、ガス衣類乾燥機が役に立ちます。生乾き臭の原因とされる「モラクセラ菌」の発生を99%抑制してくれるので、外干しで乾かすときよりも清潔な仕上がりに。

そのため、天気の良い日でもガス衣類乾燥機を使うという方も多いです。

毎日使う衣類やタオル類を清潔に保てるので、小さい赤ちゃんやお子様がいる家庭でも安心して使えますね。

感染症対策として、コインランドリーで他の人と同じ乾燥機を使うのは避けたいという方にもおすすめです。

 

コインランドリーより低コスト


納得いくまで考え抜いた、ご夫婦の思いのつまったお家

家にガス衣類乾燥機があれば、わざわざコインランドリーに行かなくても自宅で乾燥まで行えます。

コインランドリーだと1回数百円の費用が掛かってしまいますが、ガス衣類乾燥機であれば5kgで約63円というお値打ちな費用!

梅雨の時期や模様替えの時期は乾燥機を使う機会も多くなるため、1回だと数百円の差でも積もり積もれば大きな価格差が付いてきます。

乾燥のコインランドリー代を節約しながら、業務用レベルのふんわりした仕上がりになるのがメリットでしょう。

家庭用のガス衣類乾燥機でも、シーツや毛布といったかさばるものの乾燥は可能です。朝に洗ってその日の夜にすぐに使い始めたいという場合でも、ガス衣類乾燥機が大活躍します。

 

ホームランドリーの注意点

ガス設備等が必要


住宅設備

ガス衣料乾燥機を導入する場合には、プロパンガスや都市ガスといった設備のいずれかが必要となります。

もし屋内のガス栓との接続が難しいという場合には、屋外に設置することも可能です。

風雨に直接さらされず、軒下やウッドデッキ、テラスなどにおけるスペースがあれば、たいていの場合は設置が可能となります。

その場合には念のため、使わない時には本体カバーを使用すると良いでしょう。

 

配管が見えてしまう場合も


ガス衣料乾燥機は、ガス管から器具に直接送れる配管を設置する必要があります。一戸建ての場合、ガスは一階床下から配管を分岐させ、電気と同様外壁伝いに配線します。

その配管が見えてしまうと、見た目にはあまり美しくありません。

もし新築の間取り計画時に乾燥機の場所が分かっているのであれば、棚の中に配管を通す、天井裏に直接送る、配管の前に目隠し板を設置するなどの工夫がおすすめです。

ガスの配管工事は専門の業者が行う必要があるため、DIYしようとせず必ず業者に依頼するようにしましょう。

 

設置スペースの計画が必要


ガス衣料乾燥機を設置する際には、実際に器具が置けるかシミュレーションしてみるのがおすすめです。

設置目安としては、防災の都合上、「上面と左右にそれぞれ4.5cm以上」のスペースが必要となります。

また耐荷重量は60kg程度となるので、乾燥機の上に重たいものを置かないようにする必要がありますね。

 

一般的には洗濯機の上に置く形で設置するケースが多いですが、天井高さや奥行きなどがきちんと収まるか確認しなければなりません。

戸建てであれば比較的自由に設置できるものの、マンションなどの集合住宅の場合は設置できる条件が多くなってしまうため注意が必要です。

 

 

 

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ホームランドリーのある暮らし

こちらの事例では、洗濯機の上のスペースにすっぽりと収まるよう配置されています。

最近では乾燥機もかなりコンパクトになっており、デザインもおしゃれでインテリアに良く馴染んでいますね。

乾燥機がぴったり収まるよう計画できるのも、新築のメリットと言えるでしょう。

 

こちらでは比較的容量が大きな乾燥機を使っています。

大きさは最大容量の8kgクラスでも、H68.4×W65.0×D64.1cm というサイズ感です。

家族が多い家庭や、洗濯物をある程度溜めてからまとめて洗うスタイルの場合には、こちらのような大きめの乾燥機がおすすめですね。

 

ホームランドリーで生活を豊かに

ホームランドリーは自宅で業務用レベルの仕上がりにできるため、共働き家庭を中心に人気が高まっています。

最近ではコンパクトに設置できるタイプも増えてきているので、ぜひ自宅の計画時には検討してみてはいかがでしょうか?

 


 

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