中古住宅

「東京で中古住宅を購入したいけど、どうやって探せばいいんだろう?費用は抑えたいけど、なるべくきれいな住宅を購入したい」とお考えの方も多いと思います。

購入価格は安くても、損傷や劣化が激しくて住み心地の悪い住宅は避けたいですよね。

快適に住める家をお値打ち価格で購入するには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。

 

今回は、東京の中古注文住宅の探し方や安く購入するコツなどを紹介しています。

東京で中古住宅の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

コラムのポイント
  • 東京の中古注文住宅の探し方を解説します。
  • 東京で買ってはいけない中古の注文住宅の特徴を押さえておきましょう。
  • 東京で中古の注文住宅を安く購入するコツを紹介します。

 

 

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東京の中古注文住宅は築20~25年が狙い目

施工業者

中古戸建の価格は、築20年以降に大きく下がる傾向にあります。

そのため、価格が落ちるタイミングである築20~25年を目安にして物件を購入すると、費用を抑えやすくなります。

 

また、築20~25年の物件は浴室やキッチンなどの水回り交換・リフォームが実施されている可能性が高い点もポイントです。一般的に、水回りの設備の交換サイクルは20年程度です。

 

水回り交換やリフォームなどがすでに実施されている場合、購入後に要する設備の交換やリフォームの費用を軽減できます。

住宅としての価値は落ちていても、築20~25年の物件はお買い得であり狙い目です。

東京の中古注文住宅の探し方

中古住宅について説明する男性と夫婦

東京の中古住宅の探し方を解説します。

 

・予算と家の希望条件を明確にする

・中古住宅の費用相場を調べる

・住むエリアを決める

・予算や希望条件を基に物件を探す

・物件を内見する際に周辺環境を確認する

予算と家の希望条件を明確にする

中古住宅を探す前に、予算と希望条件を明確にしましょう。

予算や希望条件を決めておくと、ムダな時間を使わずに効率よく物件を探せます。

 

希望条件は間取りや築年数、駅からの距離などを書き出して整理します。

家族の人数や生活スタイルに合わせて、必要な部屋数や設備なども考えましょう。

優先順位をつけて整理すると、物件選びがスムーズに進みます。

 

中古住宅の費用相場を調べる

費用相場を知っておくと、購入を検討している物件が適正な価格か判断しやすくなります。

インターネットを活用して、希望エリアの価格帯を確認してみてください。

たとえば、Googleで「中古戸建 価格」と検索すると、費用相場を確認できるサイトが表示されます。

 

購入費以外にも仲介手数料や登記費用などの諸費用もかかるため、総額で予算を考えましょう。

不動産会社に相談すると、より詳細な費用の内訳や資金計画について専門的なアドバイスを受けられます。

住むエリアを決める

住むエリアを選ぶ際は、以下を基準にしてみてください。

 

・通勤・通学に要する時間

・電車・バス路線の本数

・買い物施設・医療機関へのアクセス

・津波・地盤沈下などの災害リスク

 

通勤・通学の利便性を優先すると移動の負担が減り、生活の質が向上します。

また、子育て世帯の方は「保育園や学校の評判」「公園の有無」なども確認しておきましょう。

複数のエリアを比較検討して、優先順位をつけることをおすすめします。

予算や希望条件を基に物件を探す

物件を探す際は不動産会社に相談すると、条件に合う物件を効率的に見つけられます。

また「SUUMO」「ホームズ」などの物件検索サイトも便利です。

幅広い物件の中から候補を絞り、資料を請求して詳細に検討します。ご家族でも話し合い、予算や条件に合う物件を探しましょう。

物件を内見する際に周辺環境を確認する

物件の内見時には、家の中だけでなく周辺環境もチェックしましょう。

平日と休日、朝と夜など異なる時間帯に訪れると、騒音や交通量の変化を確認できます。

また、以下を確認することも重要です。

 

・治安

・自然環境

・近隣住民の雰囲気

 

内見は複数回行うことで、見落としを減らして後悔のない選択をしやすくなります。

そのため、時間のある方は複数回内見して物件や周辺環境を確認してみてください。

東京で買ってはいけない中古の注文住宅の特徴

悩む女性

東京で買ってはいけない中古住宅の特徴は、以下のとおりです。

 

・築年数が古く耐震基準を満たしていない

・家の損傷が目立ち快適に住めない

・津波や土砂崩れなどの災害リスクが高い

・隣家との境界線があいまい

 

購入してから後悔しないためにも、内容を押さえておきましょう。

築年数が古く耐震基準を満たしていない

1981年6月以前に建築確認を受けた建物は旧耐震基準で建てられており、現在の耐震基準を満たしていません。

「首都直下型地震」の発生が予想される東京において、地震に対する備えは生命に関わる問題です。

旧耐震基準の住宅は大地震の際に倒壊する危険性が高く、ご家族の安全を守れないおそれがあります。

 

購入前に必ず建築年月日を確認し、新耐震基準以降に建てられた物件を選びましょう。

「耐震診断を受けていない」「診断結果が不十分」という物件は、避けることをおすすめします。

家の損傷が目立ち快適に住めない

外壁のひび割れや屋根の劣化、床の傾きなどの損傷が著しい住宅はおすすめしません。

見た目の問題だけでなく、雨漏りやカビの発生などで生活の質を大幅に下げる要因となります。

 

特に、水回りの設備が古く機能していない場合、修繕費用が購入価格を上回る場合もあります。

内見時には壁や天井の染み、床のきしみや傾きなどを確認しましょう。

津波や土砂崩れなどの災害リスクが高い

津波・土砂崩れなどの災害リスクが高い物件は命の危険があるため、避けることをおすすめします。

海抜の低い地域や急傾斜地に建つ住宅は、自然災害のリスクが高い物件です。

 

東京湾沿いの低地では津波の被害が予想され、山間部や丘陵地では土砂災害の危険性があります。

ご家族の安全も守るためにも、自治体が発行しているハザードマップを確認し、住む場所を慎重に検討しましょう。

隣家との境界線があいまい

中古住宅は、隣家との土地の境界線が明確でない場合があります。

土地の境界線があいまいなままだと、将来的に隣人との間でトラブルが発生する可能性があるため、注意が必要です。

 

たとえばフェンスの設置や増築の際に、どこまでが自分の土地かわからなくなり、話し合いが必要になるかもしれません。

トラブルを防ぐためにも購入前に不動産会社に相談し、境界線を確認しておきましょう。

東京で中古の注文住宅を安く購入するコツ

家と3人家族

ここでは、東京で中古住宅を安く購入するコツを紹介します。

 

・築年数が古い物件を検討する

・複数の不動産会社を比較検討する

・閑散期に物件を購入する

 

購入費を抑えたい方は、参考にしてみてください。

築年数が古い物件を検討する

一般的に、築年数が経過するほど物件価格は下落します。

築20年以上の住宅の場合、新築時の価格から大幅に値下がりしているケースが多く見られます。

古い物件でも、適切にメンテナンスされていると住み続けることは可能です。

 

また、リフォームやリノベーションなどの選択肢も考えられます。

購入後の改修費用を含めても、お値打ちな価格で理想の住まいが手に入る可能性はあります。

複数の不動産会社を比較検討する

同じ物件でも、仲介会社によって紹介価格や手数料が異なる場合があります。

大手不動産会社は物件数が豊富で信頼性が高い一方、地域密着型の会社は地元の詳しい情報をもっている傾向にあります。

各社の得意分野や対応エリア、サービス内容を比較して選びましょう。

 

複数社に相談すると、市場相場を正確に把握でき、価格交渉も有利に進めやすくなります。

時間はかかりますが、理想の住まいを安く購入したい方は、複数の不動産会社を比較検討してみてください。

閑散期に物件を購入する

閑散期に物件を購入すると、通常より安い価格で中古住宅を手に入れられる可能性があります。

不動産市場は春の転勤シーズンがもっとも活発で、夏から冬にかけて取引が落ち着きます。

特に、8月や12月などは購入希望者が少なく、売主も早期売却を希望するため価格交渉がしやすく狙い目です。

 

ただし、物件の選択肢は繁忙期より少なくなる傾向があるため、注意が必要です。

繁忙期も含めて物件を調べておき、適切なタイミングで購入できるように早めに準備しておきましょう。

 

東京で中古の注文住宅を購入する際によくある質問

Q&A

最後に、東京で中古住宅を購入する際によくある質問にお答えします。

東京で新築住宅を建てるとどのくらい費用がかかる?

東京で新築住宅を建てると、建築費は約3,295万円、土地取得費は6,286万円ほどかかります。

建築費と土地取得費を足した総額は、9,581万円です。

 

【参考】

 

・住宅金融支援機構|フラット35利用者調査(土地付注文住宅)

・東京都財務局|令和7年地価公示価格(東京都分)

 

中古住宅を購入するメリット・デメリットは?

中古住宅を購入するメリット・デメリットは、以下のとおりです。

 

【メリット】

・新築に比べて購入費が安い
・実物を見て購入を検討できる
・建築工事を待つ必要がなく入居までの期間が短い

 

【デメリット】

・前所有者の使用感がある
・経年劣化により修繕費が発生する可能性が高い
・住宅ローンの条件で不利になる可能性がある
・古い住宅のため最新設備に対応していない場合がある

 

新築に比べて購入費が安い点は魅力ですが、前所有者の使用感があったり修繕費が発生したりする可能性が高いのは難点です。

中古住宅はどんな人におすすめ?

中古住宅は、建築費を抑えつつ良い立地に住みたい方におすすめです。

「東京の新築は高すぎて予算的に厳しい」という方でも、予算内で東京に住みやすくなります。

 

また、リフォームやリノベーションに興味がある方にも中古住宅はおすすめです。

自分好みにカスタマイズする楽しさを味わえますし、段階的に改修を進められるため、初期費用を抑えやすい点が魅力です。

反対に、リフォームやリノベーションに時間をかけたくない方に中古住宅はおすすめしません。

まとめ|東京で注文住宅の購入を検討している方はactieまで

東京の中古住宅の探し方や安く購入するコツなどを紹介しました。

中古住宅は新築と比べて購入費は安いですが、劣化具合によっては修繕費が高くつく場合があります。

「安いと思って購入したのに、想像より費用が高かった」という事態もありえるため、今回の内容を参考にして、入念に物件を吟味したうえで購入することをおすすめします。

 

東京で注文住宅の購入を検討している方は、actie(アクティエ)までお気軽にご相談ください。

「中古と新築の費用を比較したい」「費用は抑えたいけど、家の性能で妥協したくない」という考えやこだわりに寄り添い、快適に暮らせる家づくりをサポートいたします。

 

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