長久手展示場

一昔前には当たり前にあった和室も、今はフローリングのみのご家庭も多くなりました。ですが畳の良さが見直されつつあり、小さな子育て中のファミリーにも「畳のある空間。あったら便利!」と和室スペースが見直されています。

「大きな和室はちょっと・・・。でも、気軽にゴロッと横になれる畳スペースがあったらいいね♪」というご家庭におすすめなのが「小上がりの和室」です。

小上がりと聞くと飲食店をイメージしがちですが、新築一戸建てにアレンジすることで「暮らしやすさをアップ」させてくれます。

今回は「使い勝手のいい住まいになる」アイデアのひとつとして、「小上がり和室」にクローズアップしてみましょう。ぜひこれからの家づくりにお役立てください。

 

コラムのポイント
  • 小上がり和室のメリットやデメリット。暮らしを便利にする活用法など、知って良かったと思える情報を集めることができます。
  • 小上がり和室の広さや段差の適切な高さなどを知り、あなたらしい住まいをイメージしてみましょう。

 

 

 

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和室とはひと味違う「小上がりとは」

小上がり和室

 

和室と聞くと「純日本風の空間」をイメージする方も多いのではないでしょうか。

小上がり和室とは、「床面から一段以上高い段差を設けたスペース」になります。リビングの一角に設けることで、通常の和室よりも使い勝手も良く、普段使いのスペースとして使用頻度も高くなるのです。

床面と段差を設けることで、いろいろなアイデアを施すことができる部分も大きな魅力でしょう。

 

今は少なくなりつつある「畳のある空間」は、昔から日本家屋に長く愛され親しまれてきたアイテムのひとつ。それには目には見えない良さが、たくさんあるためです。

畳という素材は、フローリングよりも柔らかい素材のため、小さなお子様が遊んでいるときの転倒でもケガをしにくいのです。

そして畳の原料であるい草には、

など環境面に優れ、お子様の成長を促す効果が高いともいわれています。

せっかく和室に多くのスペースを割いたのに、「普段の生活に使わない・使いづらい」というのはとてももったいないことです。小上がり和室のメリットやデメリットを把握し、「ライフスタイルに合わせた形」に作り上げていきましょう。

 

 

 

 

小上がり和室は必要?メリットとデメリット

小上がり和室

様々な年代でも使い勝手の良い小上がり和室にするためには、メリットやデメリットを知り「最大限に活かせる工夫」を施すことがとても大切です。

まずは小上がり和室のメリットから見ていきましょう。

 

小上がり和室のメリット①:段差を段差で終わらせない!活用法ができる


小上がり下の収納

 

小上がり和室は、フラットの床面に「わざと段差を設けた造り」をしています。その段差を活用し、リビングに不足がちになる「収納」として活用することもできます。

小さなお子様がいるご家庭では、汚れがちになるタオルやお子様の下着やお洋服を入れておくことで、サッと出して使うことも。

また今は、全自動で掃除をサポートしてくれる「お掃除ロボ」を活用しているご家庭も多いのではないでしょうか。段差の下に「お掃除ロボの入るスペース」+「充電ができるコンセント」などを設置することで、使い勝手はよりアップします。

 

小上がり和室のメリット②:ちょっと腰掛ける・くつろぐなど、生活をサポート


小上がりとリビングでくつろぐ家族

 

バリアフリー面から考えると、安全面に疑問視する方もいらっしゃるでしょう。しかし小上がりとしてつくった段差は気軽に腰掛けられる!「ちょっとしたベンチ代わり」にもなります。

バリアフリーを重視したいご家庭であれば、立ち上がりの際に使える「手すり」の設置などサポートするアイデアを取り入れておきましょう。

 

そして、今までの生活スタイルから「椅子で食事をする習慣がない」という方もいらっしゃるでしょう。そんな場合には、「小上がりをダイニングに」というアイデアもおすすめです。

ゆったりと食事を楽しんだり、足を伸ばしたりなど、「和室」という概念を外すことでいろいろな可能性も生まれます。

 

小上がり和室のメリット③:段差があることで「空間にメリハリができる」


ホワイトにまとめたモダン和室

 

リビングの一角に和モダンの要素を取り入れることで、空間にメリハリができ「アクセント」を生み出してくれます。

また和の素材は優しい色合いのものも多いため、洋風な空間に柔らかな雰囲気を演出してくれます。和を感じさせる格子戸や襖、障子、家具などをアクセントとして上手に使うなど、オリジナリティのある空間を楽しむことができます。

 

 

小上がり和室のメリット④:子育てや家事もしっかりサポートしてくれる空間になる


走り回る子ども

小上がり和室の最大の魅力のひとつは、子育てや家事にも使える空間となる部分です。

など、アイデアを取り込むことで、畳の良さを最大限感じることができます。

 

小上がり和室の空間では、たくさんのメリットがあります。しかしメリットがある反面、どうしても少なからずのデメリットは存在します。

ここでは小上がり和室のデメリットとその対策法を見ていきましょう。

 

小上がり和室のデメリット①:段差がケガにつながるケースがある


先ほど「ケガをしにくいプレイルームとして活用できる」とメリットでもご紹介しました。しかし安全面のアイデアを取り入れなければお子様の年齢により「ケガにつながるケース」も考えられます。

例えば、ハイハイができるくらいの赤ちゃんの場合、「目を離したすきに段差から落ちてケガをする」危険性もあります。

 

しかし、段差が低くなることで、使える収納スペースが狭くなります。今とこれからを考えつつ、選択していくことが大切です。

 

小上がり和室のデメリット②:ロボット掃除機が使いづらくなる


小上がりの段差がなければ「リビング一面をロボット掃除機で!」といっぺんにできる掃除も、段差があることで掃除がしにくくなるケースが考えられます。

またあまり空間に余裕のない小上がりだと、普通の掃除機を使っても「掃除しにくい」と感じる場面もあります。

 

 

一瞬「デメリット」と聞くと「悪いこと」と想像しがちです。デメリットは悪いことではなく、リスクを削減できるチャンスでもあります。

新築一戸建ての家づくりは、メリットは「より良さ伸ばすアイデアを取り込めるチャンス」に。そしてデメリットは、「リスクを回避できるアイデアが施せるいいきっかけ」になるのです。

 

 

 

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人気の小上がりの広さは?注意点が知りたい!

キッチンに面した畳小あがり

いろいろな魅力のある小上がり和室ですが、ぜひ住まいに取り入れたいと考えた時「具体的にどのようなことに注意」したらいいのでしょうか。

ここでは、適した広さや高さやチェックしておきたい注意点をご紹介します。

 

小上がり和室 広さのおすすめは?


ダイニングに面した畳小上がり

 

小上がり和室の広さは、「そこで何をしたいのか」という目的によっても変化しますが、一般的には「4.5畳」が最も多く、「3畳」などのちょっとしたスペースも人気です。

小上がり和室をダイニングや家族がのんびりと寝転べるスペースになどにしたい場合は、「6畳」くらいは必要となります。

また6畳くらいのスペースの場合、間仕切りなどを活用しながら「別室として独立した活用」も可能でしょう。

 

小上がり和室の段差は、どのくらいがいいの?


ホワイトにまとめたおしゃれな畳小あがり

 

ちょっと腰掛けたり、収納として活用する場合、あまり低すぎても高すぎても使いにくくなってしまいます。

一般家庭の階段は、1段が「約20cm」です。トントントンと上り下りするには適した段差ではありますが、実際に腰をかけてみると「低いなぁ」と感じるのではないでしょうか。

小上がり和室の場合、「そこに座って立つ」ことがメインとなります。身体への負担を感じにくい高さとしては「30~40cm」が使いやすいでしょう。

またかえって「10㎝」などの低すぎる段差は、つまずき事故につながるケースも多いのです。

活用の幅を広げたい気持ちも分かりますが、小上がりの段差はケガにつながるケースもありますので、家族構成に合わせた「安全な高さ」で設計していくことをおすすめします。

 

 

 

 

まとめ:家づくりのアイデアは無限大!一緒に考えていきましょう

今回は「使い勝手のいい住まいになる」アイデアのひとつとして、「小上がり和室」にクローズアップしてきました。

家づくりを進めていると、様々な疑問が次々と浮かんできます。失敗しない・後悔しない家づくりのためには、「その疑問をひとつひとつ解消していく」ことがとても大切です。

 

アクティエでは、お客様のどんな小さな声にも耳を傾けています。

「こんな暮らしに憧れている」「こんな形がいいなぁ」など、大まかなイメージでも大丈夫です。お客様ご家族のこだわりやライフスタイルに寄り添って、満足な住まいを実現させるお手伝いをしています。

ぜひあなたの声を、聞かせてください。憧れのマイホーム実現のために、一緒に理想の住まいづくりを目指してみませんか。

 


 

愛知県で、ご家族の暮らしにマッチするおしゃれで快適な新築を建てるなら、私たちアクティエにお気軽にご相談ください。

自由な発想と便利な機能を活かして、お客様ご家族が納得・満足のいく彩りある住まいをデザインしております。

 

 

愛知県内の大府・長久手・岡崎には、デザイナー渾身の自社モデルハウスもご用意しています。

住まいづくりの第一歩として、ぜひお気軽にご活用ください。

 

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